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向島プロジェクト

2010年07月14日 22:31

向島プロジェクト

2006年から続いている川俣正氏の向島プロジェクト。
http://mukaijima.blog94.fc2.com/

最近では水曜日しか時間が取れず、
トンボ帰りの様に、向島にお邪魔させていただいく。

高本は2006年当初からずっと参加していたけれど、
今年は勝山でのプロジェクトの方で
本作業には参加することは出来なかった。


瀬戸内国際芸術祭オープニングまであと僅か。
作業大詰めの時期にも関わらず、川俣氏や、スタッフの
方々にはお話して頂く時間を頂いた。

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展示プランを考える。

2010年06月26日 14:20

展示プランを考えている。
一つは、国文祭提案事業 現代美術 「紙」 往来
もう一つは、岡野屋旅館プロジェクト。

両方とも秋の国文祭に向けて企画しているのもだが、内容が全然ちがう。
『現代美術 「紙」 往来』は、勝山文化往来館ひしお という
クローズな会場で、日韓の紙を素材にした作家4名の展示をキッチリと行う静的な企画。
一方、『岡野屋旅館プロジェクト』は、町という生活空間に飛び出して、
有志と共に、閉店した旧「岡野屋旅館」を整備し、展覧会を契機にした文化活動を
興してみようという、実験的要素のある動的な企画。

展示プランを立てていて、やっぱり ひしお は空間として悩まされる。
体育館の様に長方形、吹き抜けのホールで 壁が土壁なので、
今回、入口から一気に全部がみえる構成でなく、仮設壁面を使うことにしている。
あまりにも完成された統一感を揺さぶりつつ、鑑賞者を「奥」に導いてゆく、
そんな会場にしたい。

岡野屋旅館の方は、建物が既に力を持っているから、その力をどう汲み取るか、
もしくは、どううまく巻き込まれるか、しかないと思っている。
この展示の現場は、建物の空間構造より、地域の思いをしっかりと感じ、
同時に、活動を説明してゆくことがむしろ大切な要素なのだ。

「岡野屋旅館」を旅館としての営業時から知っておられた方は、
往時の姿を思い描いて見にこられる。
でも、この活動は、かつての「旅館」に戻すことを目的にしていない、
整備、改築ではない、という事を説明させて頂いている。

建物をかつてに戻そうとしているのではなくって、
古くから町の景観を作って来た建物が、現存している事を手づくりで祝福しよう、
という気持で、有志の方々とともに活動している。


そのことは、もっとはっきりと伝えていくことが当面の課題だと感じている。



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向夏

2010年06月12日 14:48

ホームセンターで見つけたオリーブの植木に
何故か強いエネルギーを感じ、買って来て
「ひしお」中庭に置いてみた。

オリーブはオイルの源、
オイルは、人間のエネルギーの栄養源

だから魅かれたのかもしれない。
とにかく、風に揺られて、無数の葉を
揺らしている姿は、見ているだけで気持ちがいい。


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徒労草

2010年04月10日 19:58

「日常」というテーマは、漠然で、広大で、
私たちがどっぷり漬かってしまっているからこそ
見えなくって、でも一番近くって、遠くって、
どうしようもなく複雑なテーマ。

であるからこそ作家として目を向けて行きたい。

タラヨウ

2009年12月16日 17:36

タラヨウの葉


『ひしお』に、Iさんご夫婦がタラヨウの大きな枝を持って来て下さりました。

「クリスマスにええじゃろぅ思うて持ってきたんじゃ。」 

がっしりとした枝に、健康そうな緑の葉っぱと鮮やかに実った赤い果実。
お二人は、中庭にそっと添えて行かれました。

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さてさて、タラヨウの葉っぱには、不思議な性質があります。
葉っぱの裏側に、串のような固い尖った棒で引っ掻いて
暫くすると、そこがまるでペンで書いた様に黒くなり、
文字なんかもはっきり出てきます。

葉書の語源だ なんて話もあるそうです。

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話は少し変わりますが、
タラヨウと書いていて、 沢山のタラヨウのひとつひとつカタチを刻み込んでゆく
インスタレーションを京都で展覧会をされていた福本浩子さんを思い出しました。



福本さんの作品は、11月に吹田市の浜屋敷で見たのが初めてでしたが、
紙を使った制作もされておられ、その展覧会で発表されていた、
手透きで再生した紙製ブロックを積み上げる作品空間は
和の空間に深く溶け込んでいて、印象的でした。